『人間道楽』 2-2 1017

親の不安な氣持ちと

子の純粋に遣りたいという好奇心

 

その葛藤の中で一つの魔法のように

思える言葉が浮かび上がります。

「もっと大きくなってから!」

 

自転車に乗るのに反対はしないけれど

もうちょっと、大きくなって準備が

出来てから!

 

 

。。。なんて便利な言葉でしょうか。

 

 

今はダメ!

 

子の感情は、それで封印されてしまいます。

 

その時の感情を、実現できずに

蓋をして、無かったことにしてしまいます。

 

もっと大きくって、

いったいいつですか?

 

その時の、親である理性は不安

つまり恐怖に身を

委ねてしまっているのです。

 

いろんな意見は、

あろうかと思いますが。。。。

 

 

ここで、親が不安を

歓びに変換させる方法を

試してみれば如何でしょうか。

 

心の準備が出来たから、

子は乗りたいという感情を

抱いているのです。

 

早いというなら、

せめて体験させてからでも遅くは

無いのです。

 

試してみて、

自分に足りないことが有れば

子は感じ取ることができます。

 

それでも遣りたいのであれば、

足りない部分を補強しようと

動き出します。

 

基準は、子のやりたいという

今の氣持ちなのです。

 

 

子の自転車に乗って

歓びに溢れる姿が

イメージ出来れば、

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やることは、

沢山出てきます。

 

まず、自転車を準備する。

 

そして、乗り方を教えること。

 

そして、自転車に乗ることで

生じる最低限、

身につけておかなければ

いけないルールがあること。

etcetc......

 

この段階にはいっても、

自転車に乗るのは子だ

ということを忘れてはいけません。

親が乗れても意味はありません。

 

道具、技術その他の、知識などを

与えることが出来たなら、

理性は引っ込みましょう。()

 

親が不安から、

注意ばかりしてると

子にも不安が伝染しちゃいますから。