『人間道楽』 2-7 1103

2-7 エネルギーの循環

 

人の意識や、思いは

想像をはるかに超えた

強い力を持っています。

 

そのエネルギーを

見縊らないでください。

 

そのエネルギーが強いということは、

 

素直に「私なんて。。。」っていう

ネガティヴな思いや

 

「自分はまだまだ。。。。」とかの

控えめの表現も、

簡単に深く心に浸透して

いってしまいます。

 

場面によっては、

自分を、低くして相手を上げることが

当たり前のように

見受けられるのですが

 

本来は相手を

上げる必要は、

無いのです。

 

相手を立てれば良いのです。

「お蔭様で。。。。」とか

「あなたに、そう言っていただけて光栄です。。。」

 

など、自分の立場をフラットにしたまま

相手を立てる言い回しをします。

 

単純に「有難うございます」

と感謝する言い方でも

良いのですが、

慎み深さを良し、とする方は

 

心理的に、ちょっと持ちあげて貰ったら

その氣になって。。。。

と自分に突っ込みを入れたりして

 

氣を回してしまったりしますから。。。。

 

やり易い方法で、対処してみてください。

 

 

この様な対応は、反射として

出ることが、多いので

 

やり方を覚えるより、

日ごろの、あり方が重要となります。

 

あり方とは、習慣化されている

所作と思ってください。

 

これらの所作を、習慣化するために

少し視点を、換えてみてください。

 

 

何か嬉しい言葉とか、

褒められたりした時に

 

エネルギーを受け止めて

エネルギーを相手に返して

回すことを心がけます。

 

これをネガティヴな

方向にしてしまった場合が

 

反射として利き手を

左右にブンブンして

 

「いえいえ私なんて。。。。」

と言ってしまいます。

 

そうすると慌てた理性が、

自分の劣っているところを

見つけてきては、

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上げ連ねたりなんかしてしまいます。

 

こうなると、相手の方は

興ざめしてしまって、

エネルギーの流れが

留まってしまいます。