『人間道楽』 3-9. 1205

3-9 潜在意識とマインドフルネス

 

 

マインドフルネスとは、

何でしょうか?

 

マインドフルネスは、

今の自分の身体や

心の状態に

 

氣付くこと。

 

簡単に言えば、

今という一瞬に心を

集中させて全力を

傾けることとあります。

 

日本の文化は

恥の文化といわれています。

 

意識があろうが、

無意識であろうが、

日本人の心には、

恥をかくことを

極端に恐れる習性があります。

 

 

その為に、

事前に知識武装したり

練習を重ねて

恥をかかないように

振舞おうとします。

 

例えば

学校の授業を

思い出してみてください。

 

自分が、先生に当てられて

答える順番が回ってきそうに

なると、

 

先回りして、

自分が答えなければならない

質問を予想して、

その答えを準備しておこうと

しませんでしたか?

 

その間は、先生の話は

上の空になります。

 

その上の空な氣持ち

の時に

先生が、大切な言葉を

話されるかもしれません。

 

でも、心は今の一瞬より

少し先の将来に

ワープしていますよね。

 

当たるであろう質問の方へ

意識が向いてしまっているからです。

 

 

この様に、心は将来の不安や

過去の嫌だと思った 出来事に

フォーカスしやすい一面を

持っています。

 

例えば、食事の時

今食べているモノを

味あわずに自動的に

モノを口に

運んでいませんか?

 

食べ物は、その殆どが

他のイノチが姿を

変えたものです。

 

 

マインドフルネスは、

今の一瞬に全力で

集中する事です。

 

食事の時には、

食べるものや、

その時の自分の感覚に

意識を集中して

美味しく 味わい尽くして

頂くのが自分に対しても

その食べ物に対しても

 

一番良いこととは

思いませんか?

 

そうすると自然に

感謝の氣持ちが

湧き上がってきます。

 

 

そんな事をいっても

今日やらなければならないことが

 

頭の中を占領してる。。。って

 

その氣持ちも良くわかります。

 

だから、先の不安な出来事は

潜在意識に任せておく様に

すると心身ともに

リラックスすることが出来ます。

 

 

まだ、起こっても居ない

事柄を、今この時に

味わう必要は無いと思いませんか?

 

潜在意識という大きな器は

先の不安も、過去の記憶も

全て飲み込んでくれているのですから

 

安心して、任せても大丈夫なのです。

 

 

ただ、潜在意識に任せておくには、

自分自身とのラポール(信頼関係)

が取られていないと

難しいということが言えます。

 

逆に言うと、今の瞬間に

意識を集中させることで

自分に対してラポール

築くことが出来るように

なってきます。

 

その信号は、

身体の状態を観察するのが

分かり易い。

 

身体が緊張状態にあるか、

リラックスしているか。

 

ラポールが取れている時には、

身体がリラックスして

感覚が研ぎ澄まされた状態に

なっているのが自覚できます。

 

 

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