『人間道楽』 3-10. 1208

3-10 理性は心の手

 

 

潜在意識は、顕在意識の何倍もの

素晴らしい機能を持っています。

 

その潜在意識は、感情と相性が良くて

感情を伴った、物事に反応します。

 

 

あなたは自分の価値を見失っては

いけません。

 

このことを忘れないでください。

 

あなた自身の存在は、

この宇宙の中で

何物にも代えがたい

素晴らしい価値があるのです。

 

 

理性は、知識により

感情をコントロールする事が

出来ます。

 

ということは、

正しい情報という

知識を理性に入れ

実行することで

 

潜在意識は、あなたの理性の

思うままに

寄り添ってくれると

いうことです。

 

 

そのためには

まず理性をよく理解する必要が

あります。

 

 

「理性」は抽象的なモノですね。

だから言語化し難いところが有ります。

 

ただ、抽象的なモノは

分かり易く説明出来る様に

具象化されているものが

存在します。

 

 

イメージしてください。

 

理性は、あなたの心の手です。

 

必要な時に、

必要なモノを、

あなたの必要な所に

届けてくれます。

 

 

ここで氣をつけたいのは

 

手に取るのは

必要な時にです。

 

でないと、あなたの両手は

常時何かを持たされて

本来の素晴らしい

働きができません。

 

手は、荷物を

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持つためだけに

存在するのではありませんよね

 

文章を書いたり

絵画を描いたり

 

楽器を演奏したり

 

本来のあなたを

余すことなく表現してくれます。

 

食べ物を口まで運んだり

書物を紐解いてみたり

必要なモノを、あなたの内側へ

導いてくれます。

 

子や仲間と、手と手を繋いだり

大切な人の肩を引き寄せたり

 

時には、あなたの頭や身体を

真っ先に庇ってくれます。

 

そんな素晴らしい機能をもった手に

常時荷物を持たせていると

いうのは、

凄く勿体ないと思いませんか?

 

 

この常時手に持っている荷物こそ

悩みの正体なのです。

 

「今」 

持つ必要の無い物で

両手を塞いでしまっているのです。

 

 

手は、人にだけ与えられた贈り物です

 

理性も、人にだけ与えられた贈り物です

 

荷物を持ったまま

あなたの氣持ちを表現できません。

 

荷物を持ったまま

あなたの内側へ必要なモノを

導くことはできません。

 

重い荷物を持った

あなたの心は、

荷物が氣がかりで

意識は荷物に執着しています。

 

身体は、正直です。

物理的に持っていなくても

心に執着という荷物を持っていれば

筋肉は実際に荷物を

持っているかのように

強張ってしまいます。

 

だから、

疲れますよね。

休みの日くらい

身体を労わりたいですよね

 

 

でも、目に見えない心の荷物は

自分で持っているかどうかなんて

氣付きにくいものです。

 

休日の日で、

身体を横にしてみても

身体はリラックスできません。