『人間道楽』 4-3. 161226

4-3. 依存心

 

 

潜在意識の存在に

氣付けるように

理性の中に、

プログラムとして

 

イベントが発動するような

仕組みを組み込むとは

具体的にどういう事でしょうか?

 

子育ての経験を

思い出したり、

想像したりしてみてください。

 

赤ちゃんが産まれれば、

大概の家では、

赤ちゃんが、最優先事項に

なりますね。

 

赤ちゃんが、居るだけで

家の中は、優しい空気に

包まれますし

 

そこに寝ているだけで

何でもしてあげたい

という氣持ちも

生まれてきたりします。

 

だからといって

現実として 親も、

四六時中 赤ちゃんに

関心を寄せている事は、

難しいですよね

日々の暮らしの中で

赤ちゃんは、泣いて自分の存在を

アピールします。

 

でも、用事や約束事があれば

心は、赤ちゃんを離れてしまいます。

 

例えば、赤ちゃんがお乳をあげても

おむつを換えても泣き止まない

 

熱がある訳でもないし、

って困ってしまう事って

あると思います。

 

物理的にみれば、

条件は、満たされているはずなのに

現実として

赤ちゃんは、泣き止まない。

 

そんな時に、

お母さんの多くは、

自分の足りないと思っている部分に

フォーカスしてしまいます。

 

自分の不安な心に焦点を

当ててしまいがちになります。

 

自分に足りないと思っているので

外に答えを求めてしまいます。

 

育児書を読んだり、

スマホやパソコンで検索してみたり。。。

 

肝心の赤ちゃんへの関心は

お留守となって、

不安でいっぱいになって

しまったりしますよね。

 

そんな、親の不安な氣持ちを

察知して赤ちゃんは、

さらに鳴き声を大きくします。

 

それで、

お母さんの不安は、

更に大きくなってしまいます。

 

これが、親の方に残る依存心です。

 

ネガティヴな氣持ちが

循環してしまいます。

 

自分に足りないと

思ってしまったことに

フォーカスを向けてしまうと

外に足りないものを補充しようと

探しにいってしまいます。

 

子育てを経験したことの無い人でも

容易に想像できると思うのですが。。。

 

この思いは、

赤ちゃんにも伝わります。

 

赤ちゃんが、

欲しいのはお母さんからの

安心のエネルギーです。

 

お母さんが、

安心した氣もちで

赤ちゃんに接すれば

赤ちゃんは、安心して泣き止みます。

 

自分に足りないという思い

依存心、欠乏間は、

この様に親から子へと

受け継がれていってしまいます。

 

でも、その不安感が

潜在意識の事を

思い出す切っ掛けにもなるのです。

 

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