『人間道楽』 4-4. 161228

4-4. 顕在意識の不安の正体

 

顕在意識に現れる

得体のしれない不安感。

 

それは、潜在意識に残る

恐怖感へと繋がっています。

 

その恐怖の正体を知れば

克服できないまでも

対応が、容易になります。

子育てとは、自分育てと

言われることが有りますが、

 

まさにその通りなのです。

立場を入れ替えて

幼かった自分に

意識を向ける事の出来る

最大のチャンスなのです。

 

では、潜在意識に残されている

恐怖感に向き合ってみましょう。

 

凄く簡単に答えを書いてしまいます。

 

それは、死への恐怖....

ではありません。

 

自分で自分を裏切ってしまう事への

恐怖感なのです。

 

自分が、自分を見捨ててしまう事への

恐怖がその正体です。

 

分かりにくいのは、自分が二つ出てきますね。

 

最初の自分は、親あるいは理性となります。

次の自分は、赤ちゃん、子あるいは感情

となります。

 

お母さんの不安感は、

自分が我が子である赤ちゃんを

見捨ててしまうかもしれない

という恐怖心に繋がっています。

 

それは、取りも直さず

幼いころ、親に見捨てられる

かもしれないという心が

芽生えたからです。

 

大人となった今は。

その心と真正面から

向き合うことが出来るはずです。

 

自分に宣言してください。

私は、どんな事があっても

自分を見捨てたりはしないと。

 

全ての責任は、自分がとると。

 

これが、自己受容です。

 

自己受容が100点満点の

何点か聞かれて。

 

100点以外の回答をする人は、

大概は、自己受容という言葉を

正しく解釈出来ていません。

 

条件付けをしたり、

ジャッジしてしまうのです。

 

頭がもっと賢ければとか。

見た目がもっと良ければとか。

 

仕事がもっと出来たらとか。。。

 

そんなことは、一切関係ありません。

 

自分で自分を受け容れることが

出来ているかどうかです。

 

イザとなって、自分を見捨てずに

全責任を受け容れることが出来るかどうかの

自分自身への「覚悟」です。

 

これが、自分に対して出来ているなら

赤ちゃんにも、そう言えるはずです。

あなたを、見捨てはしないと。

 

どんな事があっても、

あなたを、受け容れると。。。

 

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