『人間道楽』 4-4. 161229

自分自身への覚悟
と宣言。

必要なのは、
この二つです。

全ての人が、
今すぐにでも
実行できるコトなのです。

前回の話を基に
面白いコトを書いてみます。

前回のお話は要約すると、
理性が感情を見捨てる
と書きました。

これを、俯瞰
(フカン 一段高い位置から観察する事)
して観てみましょう。

大局的な視野に立って
観察してみます。

逆の視点に立って
観ると
面白いことが分かってきます。

赤ちゃん(感情)は、
潜在意識に近いところに居ます。

産まれて間もない時期であれば
潜在意識と同化していると
いう表現が分かり易いかも
しれません。

ということを俯瞰して
観てください。

理性が、感情を見放して
しまうという事は、

孤立するのは、
実は理性の方なのです。

孤立して孤独感を味わい尽くすのも
一つの生き方と捉えることは
出来ますが。。。。

理性が孤立した人は
湧き上がる不安を
別の恐怖に結び付けて
しまいがちになります。

世の中の悪いと思われている事、
酷いと思われること
ネガティヴな方向へと
意識をフォーカスするのです。

そうすると、実際の
行動としては的外れな
モノを追いかけてしまいます。

前回にも触れましたが

頭がもっと賢くなるべきだ。
見た目がもっと良くならなければならない。
仕事がもっと出来なければならない。
もっと良いものを身につけるべきだ。
子供は、厳しく躾けるべきだ。



どんな人にも、優しくするべきだ。
地球の環境に優しくしなければならない。
世界は平和になるべきだ。。

考え自体は、特におかしいことでは
無いと思いますが、

この心の出所は
自分の不安を解消するための
代替品でしかありません。

心の奥を覗いてみますと、
根本の恐怖と
向き合うことを
避けているのが分かります。

だから、反対方向へ
走ってしまっている事となっちゃいます。


出来るなら
自分の人生を
自分の基準で楽しんで
みたいと思いませんか?

その観点から観た場合
自分(感情)を見捨てないこと
つまり、自己受容は
命綱となります。

 

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