『人間道楽』 4-7. 170106
4-7. 基本アプリのインストール
そして、4~6歳の時期に
なりますと、
身体も赤ちゃんから、
幼児となってきます。
この時期は、
理性にインストールされた
OS(オペレーティングシステム)
は、ほぼ完成しています。
でもコンピューターが
OSだけでは、使えないように
基本的なプログラムを
追加する必要があります。
基本的な
アプリケーションソフト
(特定の目的のために使用される
ソフトウェア)をインストール
することで、
実際に自分で出来ることを
増やしていくのです。
絵や字を書いたり、
話したり、服を着替えたり。。。
簡単に言えば、
3歳までの期間は
「人にやって貰う喜びを、経験します。」
そして6歳までの期間に
「自分で出来る喜びを、体験します。」
この4~6歳の幼児期に
もう一つ大切な意識をインストール
することになるのです。
それは、何が出来るように
なったか。。。。
では、ありません。
自分で出来ると思える
自分への信頼感を育む事です。
その事が、出来ても出来なくても
いずれ出来るだろうと思える
心です。
これが、「あるがままの自分」
を受け容れることとなります。
よく似た表現で
「今のままの自分」というのが
ありますが、内容は全く違います。
そもそも幼児は、
今のままの自分で良い
なんて、考えもしていません。
親や、兄弟などを観て
アレもやりたい、
コレもやりたいと
やりたいことが溢れています。