『人間道楽』 7-17. 171229

7-17. 『間』の中に可能性が宿っている

時間、空間、人間。

これらのモノには、
共通点があります。

字でいうと『間』
隙間が有るという事です。

この『間』は、今までに一般常識化されてきた
ニュートン力学をはじめとする古典物理学では、
あまり重要視されていませんでした。

例えば、空間を満たしている空氣には
抵抗があり速く進むほど抵抗が
大きくなると言ったような程度でした。

ですが、量子物理学の世界では
その世界観を一変させます。
その「時空」や「人と人との間」には、
無限の量子が存在するのです。

空間にある量子は分かり易く言うと、
方向性を示していない波動エネルギーです。

方向性を示していないとは、
「可能性」と言い換えるほうが
分かり易いかも知れません。

そして、その量子の性質は方向性を示した
より強い波動に同調し共鳴します。

量子的に観れば、
人は思考や、感情によって
方向性を示した波動エネルギーを外に
発信しています。

また、環境や状況によって
その空間に渦巻く、
方向性を持ったエネルギーを
受信します。
すみません、少し分かり難いですね。。。

先の空港内での話を基にすると、
出発ロビーには不安を始めとする
マイナス感情で満ち溢れていました。

そこに身を置くと、
思考である論理脳は働かず
周囲に、感情が感化されて不安になります。

理性の思考よりも感情のエネルギーの方が
早く出てきて強力だからです。

そうすると、論理脳はその感情に合った
理由を探すために使われます。
「飛行機に乗れなかったらどうしよう。」
「航空券を持っているのだから、
航空会社の人が何とかするべきだ」
「飛んでる飛行機も有るんだから、
自分の乗る便も飛ばせるべきだ」

そのまま外へ意識を向けると、
依存的な心理になって
自分の決断すべきことを忘れさせ
他者に何とかしてもらおうと
行動してしまいがちになります。

そんな時に、
空間をエネルギーのフラットな場所へ移すと
感情は、収まってきます。
そうすると論理脳は
正常に働きやすくなるのです。

空港のお話しでは、
蕎麦屋さんに入りました。

この時、『マインドフルネスタッピング®️』を
使うと凄く効果的です。
感化されたマイナス感情が
一瞬で手放せるからです。

感情の起伏を、少なくすることによって
人の脳である思考(論理脳)は
正常に働きだしてくれます。

そして、自分に向いた矢印を、
この時初めて、周囲の人に向けて、
「人と人との間」を利用するのです。

人と人との間には無限の可能性が
漂っています。
自分に、意識の矢印が向いたままだと、
自分の過去の経験の中でしか
思考は働かないので新たな発想は
浮かんできにくくなっているのです。

周囲の人に意識を向ける。
それも周囲の人が喜びや
笑顔に包まれているイメージを向けると。

後は、量子や潜在意識の領域に
委ねて大丈夫なのです。

それに似付かわしい、
発想や、現実を運んできてくれますから。

空港のお蕎麦屋さんの中では
僕は家族と一緒に居ました。

どんな感情を受け取りたいかは、
その時点で決まります。

一番大切なモノは、
家族の笑顔でした。
それが周囲に有れば、状況に関わらず
僕の感情は楽しんでいられます。