2016-01-01から1年間の記事一覧

『人間道楽』 2-2 1013

子である、あなたの感情は、 パワフルに、いろんな事に 興味を示します。 好奇心です。 ある時は、同じところに留まって 一つのモノをじっと 観察しているかと思えば 突然に走り出して、 自分の身体の能力を 試してみたり。 興味の先に、一直線に突き進んで …

『人間道楽』 2-2 1011

2-2.理性と感情 ここで、理性(人の脳)が感情(哺乳類の脳) や反射(爬虫類の脳)を凌駕するというと。 その 言葉のニュアンスで陥りやすい 落とし穴があります。 それは、理性が感情に対して 無関心な 対応をしたり。 理性が感情を、抑え込んだりしてし…

『人間道楽』 2-1 1007

2.人の脳(理性) 2-1.理性を司る人の脳 哺乳類の中で人は、 集団で生活する分類に入ると思います。 他の、動物の脳と圧倒的に違うのは、 情報の処理能力ではありません。 現に特定の情報処理だけなら、人間よ りも遥かに高い能力を持っている、動 物は沢…

『人間道楽』 1-4. 1006

1-4.感情と死の捉え方 哺乳類になると、感情が現れてきます。 基本的な感情は、「恐怖」と「喜び」 の二つに大別できます。 脅威と向き合ったときには「恐怖」が 真っ先に現れます。 野生の動物にとって、死は身近な存在です。 日常茶飯事の頻度で起きる、…

『人間道楽』 1-3. 1002

ゴリラもサルと同じように 群れを作りますが コミュニケーション方法が 違います。 ゴリラは、顔を見つめあって 表情を読み取るのです。 だから、相手の顔を見つめる行為は 敵対行為ではありません。 コミュニケーションをとる時に 言葉がない分 対面姿勢を…

『人間道楽』 1-3. 1001

サルは群れをなします。 その群れに属する個体には 一番上のボスザルから始まり、 細かく順位付けがされているのです。 力の強さだけでなく、 ボスザルとの関係なども順位に関係 してきます。 群れの良い点は、自分だけが警戒する必要が 無いことで、 仲間が…

『人間道楽』 1-3. 929

もう一つ脳の使い方に大きな 影響を与える事柄があります。 それは、単独行動をしているか 群れをなしているか の違いです。 ここでは、選手交代で違った 哺乳類に出てきてもらいましょう。 単独行動の代表は、チーター君に 群れを作る代表として、おサルさ…

『人間道楽』 1-3. 927

いよいよ哺乳類ですが、 動物好きゆえに、 ちょこっと、横道にそれるかも。。。 です。 ( *´艸`) 1-3.哺乳類の脳(感情) 地球上の動物は、 モノを捕食することで 身体に栄養をとる 「捕食」という行為で 生きるためのエネルギーを補給するように デザイン…

『人間道楽』 1-2. 925

実際には、人が身の危険を 感じた場合は 全身の毛穴が開く感覚がして 心臓の鼓動が早くなり 周りの風景がスローモションで 流れていきます。 風景がスローモーションで流れるのは、 脳が手抜きを止めて 活性化するからで、 情報処理能力をフル回転にして い…

『人間道楽』 1-2. 924

3層の脳の働きを個別にみていきます。 細かく説明していくと複雑になるので、 影響の少ないモノは省いて、 簡潔に書いていきます。 また、僕のオリジナルな推測も入って いますので、 ご自分の、心の響いた部分だけに フォーカスを向けて貰えれば ありがた…

『人間道楽』 1-1. 922

脳は、元々 手抜きの天才です。 というのも、入ってくる情報を全て処理して いると、すぐにオーバーフローしてしまうか らです。 脳はフィルターを掛けて 要らない情報を排除しています。 人が接する 視覚情報や、聴覚情報。 つまり、見たり聞いたりする ア…

『人間道楽』 1-1. 920

分かりやすく説明すると、 人の脳は爬虫類の脳(反射)と、 哺乳類の脳(感情)と、 人の脳(理性) の三層から出来ています。 思考回路も進化してきた 過程に沿って、 発動します。 生命維持のために、 より重要度の高い順番で。 話を元に戻します。 近づい…

『人間道楽』919

事故にあったミニバイクを見ると、 前のカウルが壊れて剥がれ落ちている。救急車を呼んで下さった方に、 警察にも連絡したかを確認をすると、 救急車だけとの返事。女性に、 「バイクの修理に保険を使うのなら 警察にも来て貰った方が良いですが、 どうしま…

『人間道楽』917

実際にあった事例を元に、脳の働きをご説明 します。 1.人の脳の機能 -1三層の脳 (反射、感情、理性) 梅雨時の雨が降りしきる平日に、僕は父が入院している病院へ向かうべく、会社の定時の鐘と共に机の上を片付けて、帰宅の途につきました。 土砂降りま…

『人間道楽』

はじめに おはようございます。梅本です。 僕は、社会人になって30年以上になりますが、その殆どを、技術畑で設計することを主に 働いてきました。 その中で、コンピューターの進化の過程を目の当たりにすることが出来ました。 学生時代は、ポケットコンピュ…