『人間道楽』 5-17. 170316

5-17. 環境からの刺激はダイナミック

 

環境からの刺激は、

ダイナミックに作用します。

 

どういうことかと言いますと

 

一つの事柄が発生する原因は、

一つではなく

 

量子論的な観点に立てば、

 

この世界を形作る

エネルギーは互いに

依存し合った

複数のエネルギー場が

 

一体となって

相互作用が 網の目の様に

なったものなのです。

 

だから、

一つの事柄が発生する

原因は、複数の刺激が

関連して現れているのです。

 

 

まだ、分かりにくいですね。

 

分かり易く説明してみます。

 

例えば、

人と車を比較してみますと

 

悪路を走って、

足や、足回りが損傷を負ったとします。

 

車の場合は、

足回りを点検して

タイヤがパンクしているとかの

原因が分かると

パンクを修理するとか

新しいタイヤに取り替えることで

元の状態に戻す事が

出来ますよね。

 

でも、人の場合は

足を治す事以外に

背景にも、その要因が

潜んでいると考えます。

 

例えば、

日ごろの生活習慣により

骨格に歪みが出ていた。

とか、

 

人間関係に起因する

ストレスから

血流が滞っている部位が

認められた。

とか、

 

これら複数に起因する

事柄が足の負傷に

関係していて

切っ掛けは、

思っていたより足が

上がっていなかった。

などとなります。。

 

そのために、

身体のバランスを崩して

足を怪我してしまった。

 

と考える必要があるのです。

 

つまり、

同じダメージを受けたとしても

背景の要因が複数関係している

と言う事です。

 

環境や、エネルギーを中心に

考えるとき、

 

その関係は、

直線的な考え。

つまり、1つの事柄に対して

1つの要因を考えるのでは無く。

 

一つの事柄に対して

複数の要因が存在するという

全体的な捉え方が必要と

なる訳です。

 

先の例でいえば、

足だけを治すのは、

対処療法で

 

根本的な、

ストレスや身体の歪みは

手つかずで残っている訳ですね。

 

そこを、改善して初めて

根本療法となるのです。

 

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